荒天の中で

50代 スキンダイビング 旅 ガーデニング メイク 躁鬱病

アメリカ藤が咲きました。春と秋と2季咲きです。

庭の方では、黄色い薔薇、サハラが咲き始めました。

家の庭となかなか相性の良くない、しかし、私の大好きなニュードーンも咲いてくれました。

私はこの薔薇の、儚さがとても好きなのです。

咲き方も好きですが、色があるのかないのかわからない微妙さにうっとりさせられます。

ビバリーが降るように咲いています。

名前を忘れてしまった、白いクレマチスも咲き出しました。

クレマチスは、咲き終わったら切ってやらなければならないものと、切らなくていいものがあるそうで、そのあたりよく分からないので、去年は枝の様子をみて、この花はどうしてほしいのかな?と思いながら手探りでした。

この天候の荒れが、私を気鬱にさせています。

私は贅沢な人間です。

ここ、日本と言う世界に稀にみる裕福な国に生まれ、躁鬱病こそ抱えていますが、身体は動き、子供たちは健康で立派に社会人として自立してくれました。

美しい花に囲まれ、恋人がいて、双方から愛されています。

社会不適合者の私の子供として生まれたのに、神様は子供からはそれを奪い去ってくれた。

私は、この先、子供たちに何がしてやれるだろう、何を残してやれるだろう、そんなことを考え行動することが生きがいになっています。

ならばまず、健康になれってことですよね(笑)しかしこれは時が解決するしかないんです。

今日の15時あたりまでは、身体が回復しようと頑張っていることを、感じていました。

ようやっと、こうしてPCの前に座れています。

過去のこと、ほんの些細なことがふと思い出され、頭から離れないことがあります。

高校のころだった、祖父母と義弟と生活保護を受けて暮らしていました。

小銭のたくさん入ったお財布をもって、祖母は、お前はこれで買い物をするのはいやだろうから、と、彼女はそれをもって買い物に行きました。

なぜ、あの時、いやではない、大丈夫だと、言ってやれなかったんだろう……

その責めは、20年以上務めた介護職で十分に負ったつもりだったけれど、結局いまでもこうして私の十字架となって背中にのしかかる。

今さらどうにもならないことで、私は苦しんでしまう。

皆さんにはそんなことはありませんか?

これが母親ならまだ存命だと思うから、謝ればいいのですが。

祖母には、謝りたいことがたくさんあるんです。

私の2度の秩父札所廻りは、その贖罪の意味が大きかった。


天気が回復すれば、私の心も回復するでしょうか。

コメント

  1. Fiore より:

    こんにちは。お花がたくさん咲いて美しい季節ですね。
    ブログを楽しく拝見しています。
    貴方はとても優しい人だと思います。過去のことをずっと心に留めて背負っているのですね。人は皆何らかの十字架を背負って生きているのかもしれません。
    あまり自分を責めないでくださいね。貴方は十分に優しいのだから。
    貴方のペースで貴方らしい花をさかせられるといいですね。
    良い1日を。

タイトルとURLをコピーしました