
今日は白いアネモネが咲いていました。
アネモネはいつも赤や紫しか育てたことがなかったので、同じ花でも、白となると清楚な感じがして、随分と印象が違うものです。
私は現在、精神障害3級なので、それをもって就労移行事業所に通っています。
私のように、障害を経て一旦、社会からリタイアした人が、再び社会復帰できるよう、学習したりトレーニングを受けるところです。
再就職でも、障害をオープンにするかクローズするか選べるのですが、私は迷わずオープンにしています。
私のように長いこと、特殊な仕事(介護職)をしていると、自分を客観視できなくなります。
利用者さんからの暴言、暴力に盲従する癖がつき、自分は所詮こんな存在なんだと、非常に悪い観念に囚われ、自己肯定感がどんどん堕ちていきます。
そして底まで堕ちた結果の病の発症、退職となりました。
退職までには、1年半の休養がありましたが、その間、自分が何をしていたかよく覚えていません。
ただひたすら、静かにしていた、そんな記憶はあります。
それほどなダメージを、自分は受けていたのだと思います。
この仕事は訪問介護・デイサービスを経て、20年余りも勤めました。
いい思い出もあります。
しかし、そのいい思い出をすべてぶち壊しにするくらい、自分は疲れていました。
就労移行支援事業所は、たまたま、家の近くにあったので、引きこもりを避けるために利用を開始しました。
見学を経て、保健師との面談をし、次に私にケアマネージャーが付いたのにはびっくりしてしまいました。介護保険とおなじようなシステムなんだなと。
そして事業所との契約をした時には、或いはモニタリングを受けたときには、前職で私がやっていたことと同じことをされていることに内心苦笑いがありました。
事業所では、パソコンの基本操作などの他、やはり主に対人関係をいかにスムーズにするか、そういったことに重きを置いての訓練になります。
私は前職では、出来る人、でした。
何でもでき、いつも慌てず、広告活動もし顧客を増やし、マネージメントしていくことに長けていたと思います。
しかし、それは所詮、狭い社会の中での評価に過ぎません。
もっと広い社会で、自分が通用するとは思えない。
なので、新たな資格試験に挑戦しています。
こうした生活を送っていますが、未来は不透明で、不安が大きい。
しかし、不安になるのは一生懸命生きていないから、とは故宇野千代さんの言葉通りなのかもしれません。
インスタグラムを始めたものの、何をどうしていいやら解らず、本を買ってきました(-_-;)
わからんものに手をだすなんて自分、偉いじゃないかと褒めています(⌒∇⌒)
今日はとても穏やかな日和ですね。
皆さんの心も今日一日、こんなふうに穏やかでありますように。
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