
電線がなかったら尾瀬に見えちゃう。
ここは荒川河川敷下流の、私通称、裏道ツアーの見どころです。
舗装された表通りでなく、川ギリギリの草ぼうぼうの、道を歩くといろいろな発見があります。
さまざまな植物が生存を争って盛衰を繰り返しています。
昔は野菊も見られたのですが、今ではセイタカアワダチソウに席巻されてしまって、その可憐な姿を消してしまいました。
ヒルザキツキミソウ

種を採って庭に蒔いたけれど咲きませんでした。
スイートピー

ハマエンドウかな?
マメ科だから繁殖力凄まじく、刈られても刈られても生き返ってきます。
散歩がてら、花束を作るには華やかでよいと思います。
このスイートピーの一帯の中に、アカシアの木があり満開になる様は見事ですよ。
また、この一帯はテリハノイバラの繁殖地で、これも刈られてもいくらでも伸びてきます。一本の木に巻き付いて咲き誇ったのはお見事でしたが、バッサリと切られてしまいました。
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他にもグミの木を見つけ、熟したらジャムにしようと思っていたら、鳥たち」が全部食べてしましました、負けました。が、これはそもそも、鳥たちの糞からでた種から出たもので、してみれば食す権利は彼らのものですね。
他に食べられるのは、ヨモギ、ハマダイコン。
ハマダイコンの葉は冬の間、柔らかな葉をロゼット状に広げてあるのがとても美味しい。
オオバコなんかも食べられるし、調べるとほとんど食べられそうだが、ヨモギやハマダイコンみたい美味しくはないんじゃないかな?
またやはり鳥たちがまいた桜の種だろう、とんでもない所から自生していたりする。
スイカズラがジャスミン系の甘い香りを放ってこれも大繁殖しています。ガーデナーさんに人気の花です。
湿気の多い所で、ニンジンの葉のようなものを見つけました。
まさかシャク?!

写真のように群生していれば有名な山菜だが、私が見つけたのはポツンポツンとひとつずつ。
せりのようないい香りがしますが、よく調べてみたらそれはヤブジラミのようで、名前からしてもう食べる気が失せてしましましました。
都会にの川でも探せばいろいろな自然があります。
荒川の花で、可愛い窓辺が出来ました。

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