50を過ぎて思いがけなく庭付きの家を購入しました。
都内でこんなことになるとは夢でしかありませんでした。
庭は当初、砂利がいっぱいに敷き詰められており、まずはこの砂利を除けなくてはなりません。
スコップを振り回して奮闘するも、結局、砂利の山は業者さんに処分してもらうことに…
(´;ω;`)ウッ…高かった。

すっかり土がでたところで、虫がくるじゃないか!とわめく息子をうしろに、私の手には今度は鍬、鍬なんて持つの初めて~と嬉しく、土に肥料や改良剤などを漉き込みながらせっせと耕しました。カチンカチンだった土はすぐにフカフカになり、準備が整いました。
最初にやったことはレンガの道作りです。
1日に10個ずつ、ホームセンターから買って来、着々と道を伸ばしていきました。

道が出来上がると、特に何も構想もなく草木を植えていきました。ただ、春夏秋冬、何かが花を咲かせている、そんな庭にしたいとだけは思い、揃えていきました。

ウッドデッキも私が電動ドライバーを振り回して作ったものです。
気に入った花を買うはいいけれど、なにしろ初心者、花の特性などまで頭が回りません。
私がやらかした一番の失敗、というか蛮行ですね、これは、宿根草のなんたるかも知らず、冬になって地上部が枯れると、なんで枯れるの?と引っこ抜いて処分していたことです。これが蛮行といわずしてなんというか。
3年目の冬を迎えた今は、眠っている宿根草をそっと見守っています。
また、種から育てる楽しみも知りました。春になったらそれらが咲き出してくれます。
こんな私ですが去年の夏にはここまで仕上げたんですよ。

毎日、少しの時間でも花たちの世話をするのが無上の喜びです。
リラックスするし、何も考えなくて済みます。美しい花、漂う香り、しばしの休息です。
去年に薔薇を大分増やしたので、それが今年どのくらい咲いてくれるか、楽しみに春を待ちわびています。
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