秩父の34か所霊場巡りを2度、行いました。
2回とも、冬場のことで、雪中行軍となったこともあります。
前半は比較的街の中に集まっていますが後半はだんだんと離れていき、一日かけて一つの霊場、といった感じになります。
というのも、なるべく歩きで通そうと思ったからです。
町中を離れていき、26番だったでしょうか。
山道にはいり、すぐに急な階段が現れます。
登って行くと、階段の両側にお地蔵様たちが、並んでいました
そして街のなかでは味わえないなんとも荘厳なお堂が現れました。
登っていくと、お堂と岩壁のあいだにもたくさんのお地蔵様や仏像やお墓が、ひっそりと、佇んでいます。
お地蔵様に手を合わせると、なぜか涙がでます。
孤独な心を優しく撫でられるようで、自然と泣いてしまうのです。
私の心にもっとも残ったのは会談の途中におわしますお地蔵様4体と、27番へ向かう山道の途中にポツンと一体置かれた、もうお顔も雨風にふかれて分からなくなってしまったお地蔵様でした。
私はこのお地蔵様に、お布施をしようと思いました。
帽子、襟巻、よだれかけ。
泣きながら、それらをお地蔵様につけていきました。
悲しいのではない、嬉しいのでもない、ただありがとうという気持ちの涙です。
人にはいろいろな感情が、あるものですね。

この後、何度か訪れましたが、いつもお賽銭がおいてるようになったのは4,これまたご縁なのでしょう。
コメント
お邪魔します^^
とてもいい心がけには功徳を得られると思います
参拝する目的は人それぞれで健康祈願や近親者の供養に健康増進とか…
お地蔵様のお賽銭には心が癒されますね(*^0^*)~♪
ありがとうございます(⌒∇⌒)